ペールエールとはイギリス発祥のエールビール(上面発酵ビール)で、淡〜濃色の銅褐色のリキッドカラーをしています。保存性を高めるためにホップも多く使用しているために苦味があります。
ペールエールおすすめ5選
個人的に好きなペールエールビールのおすすめ5選を紹介します。
バス ペールエール
1777年に創業されたバス社の代表作となるのが本製品で、長い歴史の中でマネやピカソなど、数々の著名人を虜にしています。醸造所のあるバートン・オン・トレントは銘水の産地で、その水には各ミネラルが豊富に含有されており、この美しい琥珀色を生み出すのに一役買っているのです。
麦芽の甘味、そしてホップの苦みがしっかり存在、コクとキレも十分でまだペールエールに慣れていない人でもすんなり入っていける飲みやすさが魅力です。

ロンドンプライド
1845年創業のフラーズ社の顔ともいえる銘柄がこのロンドンプライドで、柑橘系フルーツと紅茶が混じったような独特の香りを特徴とします。味わいも甘味とコクのバランスが非常に優れていますし、ロンドンの誇りと呼べるだけのものがあります。

シエラネバダ ペールエール
醸造所を創立した当時からリリースされている定番商品のペールエール。本製品に限らずアメリカのブルワリーによるペールエールはカスケードホップによる柑橘系、シトラスのアロマが強く、イギリスのペールエールとは少し趣が違うことからアメリカンペールエールとして区別したりすることもあります。
志賀高原 ペールエール
大麦からホップまで自家栽培、とことんまでビール作りにこだわる日本のビールブランドである志賀高原ビール。本製品は同醸造所のベーシック製品で、それだけにビール作りに対する姿勢、本質がつまった素晴らしい逸品となります。

いわて蔵ビール ペールエール
いわて蔵ビールの本製品はほのかにフルーティーで麦芽の風味がしっかり味わえるペールエールで、イングリッシュペールエールを意識していることが分かります。

ペールエールに合う料理
ペールエールといっても苦みの強いものからフルーティーなテイストを強めたものまで様々です。大きく分けるとイングリッシュペールエール、アメリカンペールエールとなり、前者は定番のイギリス料理であるフィッシュ&チップス、またタコやイカなどのフライもおすすめです。

そうなると天ぷらとも意外な相性を発揮しそうですが、特に山菜の天ぷらとの組み合わせは多くの人に好評です。
アメリカンペールエールではそのホップの強みがやはり肉料理との相性を高めてくれており、タンドリーチキンやポーク料理、もちろんビーフとも素敵なペアリングとなるのです。おすすめはグリルやバーベキューです。