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いくつ知ってる?ドイツビールおすすめ銘柄10選

記事の目次

ドイツビールおすすめ10選

ドイツには様々なスタイルのビールがありますが、まずはポピュラーな銘柄を選んでその魅力を知ってみましょう。すべて通販で手に入るドイツビールです。あなたはいくつ知っていますか?

ホフブロイ オリジナル

ミュンヘン屈指の醸造所ホフブロイ・ミュンヘンによる銘柄。香ばしい麦の香りとホップ、そして優しい味わいが特徴で、飲んだ後の甘みもたいへん上品です。

グラスに注いでみると黄金色の液体、そして豊かな白い泡が生まれます。甘くて華やかな香りもあり、口に含んでみるとモルトの旨み、そしてなめらかな質感を楽しめます。苦みは少なめで余韻は軽く、すぐに再びグラスを手に取ってしまうのです。

黄金色のリキッド、白い泡と見た目はごく普通のビール、日本の大手のものとほぼ同じですが味わいはとても麦の風味が際立っておりホップのアロマも豊かです。麦の甘味を邪魔しない苦みも心地良く、美味しいビールです。

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カプツィーナ ヴァイツェン

バイエルン州クルムバッハ市にあるクルムバッハ醸造所によるドイツの白ビール「ヴァイツェン」。フルーティーなスタイル、ヴァイツェンを熟成させて仕上げた銘柄で、濃厚なフルーツ香、バナナフレバ―を楽しめます。

エルディンガー デュンケル

ヴァイスビアを得意とするメーカー「エルディンガー・ヴァイスブロイ」によるデュンケル。色の濃さが特徴的ですが、見た目ほど重い口当たりではなくスーッと体に入っていくサッパリ感があり飲みやすいビールです。もちろん香ばしさはあり、フルーティーなテイストと混ざって独特の味わいを楽しめます。

ケストリッツァー シュバルツビア

16世紀から続くケストリッツァー醸造会社による元祖黒ビールとも言うべきシュバルツビアで、色味からは想像のつかない飲みやすいボディを特徴としています。

ヴァルシュタイナー

口に含むとシャープでキレがありますがそれでいてまろやか、飲み干すとハーブにも似たホップのアロマが鼻に伝わっていきます。爽やかに口内、そして喉を突き抜けていくのでガッツリした料理などと合わせて飲むのがおすすめとなります。

ラーデベルガー ピルスナー

ラーデベルガーは1872年にドイツ・ザクセン州で誕生し、ドイツ初のピルスナー専門の醸造所として知られています。ドイツ国内では高級ピルスナーの代表的な銘柄の一つとして位置づけられています。

透き通った黄金色の液体ときめ細やかな泡が特徴。シャープなホップの苦味とモルトのやさしい甘みが絶妙なバランスを保っており、のどごしが良く、後味はクリーンで爽やかです。

ビットブルガー プレミアムピルス

ドイツにてピルスナーという言葉が初めて使われたとされるのがこちらのビットブルガー プレミアムピルスです。

伝統に裏付けされた長期低温発酵製法にて生み出される味わいはクセがなく、また炭酸も弱めですので飲みやすいのですが、それだけに麦とホップ、そして特に水の清浄さが良く伝わってくるのです。非常に上品な仕上がりと言えるでしょう。

フランツィスカーナ ヘーフェ・ヴァイスビア

中世の時代にミュンヘンはフランシスコ修道院近くにあった醸造所が起源ともされる酵母入りヴァイスビア。

現在はシュパーテン社が製造、販売していることもあってドライな印象もありますが、もちろんヴァイスビアならではのまろやかさとフルーティーな味わい、そしてクリーミーな泡は健在で、ドイツ国内でも屈指の人気を誇る銘柄です。

シュナイダーヴァイセ アヴェンティヌス

ドイツの醸造所の中でも特に小麦ビールにこだわりをもって製造を続けるシュナイダーヴァイセの代表銘柄。

ババリア地方に住まう人々のことを初めて歴史書に記載したヨネス・アヴェンティヌスから名付けられたのもユニークですが、重厚でクリーミー、アンズやスモモのようなフルーツテイストを感じさせる味わいはじっくりと飲みたい方におすすめできます。

パウラーナー ヘフェ・ヴァイスビア

ミュンヘンの伝統的なヴァイスビールで、フルーティーな香りと柔らかな口当たりが特徴です。バナナやクローブのような香りが感じられ、爽やかな味わいが楽しめます。

ドイツビールの特徴

ドイツでも他のヨーロッパ諸国同様に地域に対する誇り、郷土愛は強く、そういった心意気はビールにも個性として反映されています。

実際広い国土それぞれの場所で湧き出る水や農作物の質には違いがありますし、気候条件、ブラウマイスターのこだわりが加わると醸造法が幾つも確立することになりますから、今日ドイツ国内では1300を超える醸造所が操業、銘柄数は5000以上存在するとも言われています。

日本人がおなじみのピルスナーからデュンケルシュバルツといった濃色ビールまで、非常に幅広いスタイルのビールが楽しめるのです。

ドイツビールの種類

ドイツの代表的なビールスタイルを覚えてみよう!

ピルスナー(ラガー)

チェコ発祥ビールですがドイツでも人気になりドイツでも多く製造されます。日本のビールのほとんどがこのピルスナー。スッキリして喉越しのいいビール。

ヘレス(ラガー)

淡い色をした南ドイツ、バイエルン州ミュンヘンの主力ビール。Helles=淡いの意味。チェコ産のピルスナーに対抗して出来たラガービール。麦芽は大量、ホップは控えめのためパンのような甘さ、苦味の少なさが特徴。非常に飲みやすいビールです。

デュンケル(ラガー)

濃い色をした南ドイツ、バイエルン州のビール。デュンケルとはドイツ語 Dunkel=暗いの意味。英語のダークと一緒。ピルスナーとシュバルツの中間の色。ロースト麦芽を使用していて甘みやコクがありスッキリ

シュバルツ(ラガー)

ドイツの黒ビール。イギリスの黒ビール ポーターやアイルランドのスタウトの上面発酵(エール)と違ってシュバルツは下面発酵ビールなのでコクがありつつもスッキリしている。

メルツェン(ラガー)

3月のビールという意味のビール。長期保存が出来るようにややハイアルコールになっている。モルトの甘みが特徴。

ヴァイツェン(エール)

ドイツの白ビール。小麦を50%以上含ませたバナナのような香りがするビール。ビール苦手な人でも非常に飲みやすいと評判。

ケルシュ(エール)

ラガーと同じ低温長期熟成をすることでラガーのような淡い色合いを持つ。ラガーのようなシャープさとエールの芳醇さを併せ持つ。ドイツのケルン地方の24のブルワリーにだけ製造が許される。

ラオホ

ラオホ=ドイツ語で煙の意味。

など。

ドイツビールのほとんどがラガーなので、ラガースタイルを飲みなれている日本人にとってはドイツビールは馴染みやすいビールですね。

飲みやすいのはラガータイプだけではありません。

忘れてはいけないのがエールタイプのヴァイツェン。ほんのり甘い酵母の香りが特徴の苦くないビールで、一度飲むとハマる人続出の超絶飲みやすいビールです。

ドイツビールは次のように色を中心で覚えると覚えやすいと思います。

淡い=ヘレス、ケルシュ

暗い=デュンケル

黒い=シュバルツ

3月=メルツェン

白い=ヴァイツェン

オクトーバーフェスト 世界最大のビールのお祭り

オクトーバーフェストは毎年9月の半ばから10月にかけてミュンヘンで開催されるビールの祭典です。

期間中にはドイツ国民だけでなく世界中から数百万人が訪れる世界最大規模のビール祭りであり、このイベントに向けて醸造された限定ビール、そしてドイツ自慢の美味しいグルメをたっぷりと味わえるのです。

1810年のルートヴィッヒ王太子の結婚パーティーが発祥であり、その際に振る舞われたビールはホフブロイでした。そのホフブロイは6大公式醸造所の中で一番大きなテントを設営することでも知られています。

日本のオクトーバーフェスト

オクトーバーフェストは本場ドイツだけでなく世界各地で開催されており、日本でも毎年東京や横浜、名古屋や福岡といった主要都市で大規模なものが9月~10月にかけて行われています。

ドイツの公式イベントではありませんが大使館が協賛している場合もあり、普段味わえないビールやグルメを楽しめるとして多くの方が足を運ぶようになっています。

OKTOBERFEST 日本公式サイト
https://www.oktober-fest.jp/

ドイツビールの美味しい飲み方

ドイツビールはピルスナーなどラガータイプのものが多く、初心者でも飲みやすいです。ただし香りや麦の味わいはより濃厚、それを最大限楽しみたいのであればビール専用のグラスを用意しましょう。


これは他の飲み物などの残り香を排除する意味がありますが、洗う際も他の食器を洗ったスポンジは使わず、そしてできれば布を使わず自然乾燥を行いましょう。

また酵母入りの銘柄ではグラスを横にしてゆっくり注ぎ、最後の2割程度で瓶を回して注ぐと瓶に沈殿していた酵母をくまなく味わうことができます。

ドイツビールに合わせて食べたいドイツ料理

ドイツを代表する食材と言えばやはりソーセージ。地域ごとに非常に種類が多く、それを使った料理も膨大です。

しかし特にドイツらしいとなるとグリルで仕上げたチューリンガーが有名で、これならば日本で容易に入手できる多くのドイツビールとの相性が良いでしょう。特にドライな銘柄がおすすめ。

またフルーティーな味わいが特徴の小麦ビール、ヴァイツェンを飲むのであればソーセージ料理だけでなくしっかり煮込んだザワーブラーテン、またスイスでも親しまれているジャガイモ料理、ロスティなども良いでしょう。

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