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イギリスビールおすすめ10選。イギリスビールについて教えて!

イギリスビールおすすめ10選

輸入洋酒店、大型スーパーでも最近はイギリスのビールが数多く販売されています。まずはそういったところから始めて気に入ったスタイルをさらにネット通販で探求してみたり、またパブでじっくり味わってみるのも良いでしょう。

 

ロンドンプライド フラーズ醸造所

ロンドンのパブにて銘柄を告げずにビールを注文するとこのロンドンプライドが出てくるとも言われ、
フルーティーでなめらか、ローストした麦芽の香りが特徴的なペールエールです。

 

ホブゴブリン ウィッチウッド醸造所

ホブゴブリン
一度ハマれば抜け出せない、ウィッチウッドの魅力。

焙煎を強めたチョコレート麦芽による香ばしさ、甘みと苦み、ボディ感が特徴的なボトルエール。
日本国内でもマニアックなお店ではドラフトで楽しむことができます。

 

オールドエンジンオイル ハービストン醸造所

オールドエンジンオイル
ユニークで不気味な色味ながらバランスの良い味わい
4/5 (1)

ドライフルーツや木の樽の香りがしっかり出ているポーター。真っ黒ですが飲みやすいビールです。

 

スコッチエール ブラックアイル醸造所

ブラックアイル スコッチエール
濃厚な味わい、ケーキにも例えられるスコッチエール
4/5 (1)

オーガニック製品で知られる醸造所による名前もズバリのスコッチエール。ケーキのような上品な甘みが満喫できます。

 

ゴールデンエール クランブリューイング

クランブリューイング ゴールデンエール
ハイランドの力強さ、甘みとスモーキーフレバ―もある
4/5 (1)

ハイランドウイスキー樽にて熟成させたスコッチエールで、ライトなウイスキーのように若草、バニラの香りが楽しめるのです。

 

サミエルスミス・オールドブルワリー オーガニックペールエール

サミエルミルス オーガニックペールエール
伝統製法、無駄を加えないオーガニックビール
3/5 (1)

伝統的な製法にて余計なものを足さずにオーガニックな製法にて仕上げたのがこちらの製品。
ヨークシャー州でも最古の歴史を誇る醸造所ですが、設立時から現在まで同じ井戸の水や酵母を用いており、味わいには歴史の風格が漂うのも特徴です。

重い印象とまではいきませんが濃厚な味わい、そして熟成に使用したオーク樽の香りも良く確認できます。

ロビンソン醸造所 オールドトム

オールドトム
どら猫をモチーフにした濃厚エール

いかにも濃厚な風味を感じさせてくれる黒いリキッドが特徴のストロングエール。

瓶のかたちもなかなかこだわりを感じさせますが、グラスに注いだ時点で豊かなロースト香が周囲に漂い始めます。味わいも濃くてボディ感の強い点が特徴とはいえ、コクが去った後にはフルーティーな印象も得られます。

ただし濃色ビールとして捉えた場合の話で、苦みや高いアルコールがダメな人では飲むのがハードかもしれません。

グリーンキング醸造所 オールドスペックルドヘン

オールドスペックルドヘン
車の塗装パターンから名付けられた
5/5 (1)

苦みはそこそこ、そして上面発酵らしいフルーティーな香りや味わい、イングリッシュペールエールらしい琥珀色が印象的な銘柄です。

醸造所のある地域に存在するMG社の名車にちなんだ名前もユニークですが、原材料にコーンシロップが用いられているのも有名。ただしMG社の工場は現在は移転してしまっているようです。ライトな味わいが好きな方にはおすすめです。

シークストン醸造所 オールドペキュリア

オールド ペキュリア
イギリス伝統の熟成ビール
5/5 (1)

家族経営で伝統を守り続ける醸造所によるオールドエール。

フルボディとミディアムの中間あたりの口当たりで、ローストモルトの香ばしさ、チョコレートっぽさが確認できます。

しかし熟したフルーティーな味わいもあり、飲みやすい印象もあります。苦みは少なく、ゆったりした時間を過ごしたい時におすすめの銘柄と言えるでしょう。

ブリュードッグブリュワリー パンクIPA

パンクIPA
こだわりのホッピングで苦みとフレッシュさを獲得
5/5 (1)

スコットランドの北東部、フレイザーバラに2000年代になってから新しく創業されたのがこちらのブリュワリー。

地元のモルトを用いながらも他にも斬新なアイディア、わがままな心意気でユニークな製品を作り続けています。

本製品は同醸造所のフラッグシップで、アメリカンIPAほどの苦みはありませんが気持ちの良いシトラス香、グレープフルーツの味わいが楽しめます。

 

イギリスビールの歴史

古代のイギリスではケルト民族が先住民として暮らしており、彼らはハチミツから作ったミードと呼ばれるお酒を嗜んでいました。
やがてハチミツ不足に陥ると穀物を原料に代用品を醸造することになるのですが、こちらをエールと呼んだのです。

そして6世紀あたりからアングロサクソン民族がブリテン島への移住を始めるとそれに続いてキリスト教も布教を開始、教会を中心として都市が形成されていき、巡礼者が立ち寄るインやエールハウスと呼ばれる宿泊施設、飲食店が次々と誕生していきました。

古代では代用品に過ぎなかったエールでしたが、徐々に質が向上していくことになり、人々の生活にビールが寄り添っていくことになるのです。

 

イギリス発のビールスタイル

英国パブ

イギリスでビールと言えばやはりパブでおなじみ、パイントグラスでゆっくり味わうエールビールとなります。
しかし今現在エールというと上面発酵による醸造を経たビールすべてを指してしまうのです。
ここではイギリス発祥の代表的なビールスタイルをひとまず押さえておきましょう。

 

1.ペールエール

ペールとは淡い、薄いを意味する単語で、これは当時の他のエールビールと比較して薄い色味が特徴だったからです。
ホップの香り、苦みが際立っており、しかしアメリカに渡ってさらにホップの存在感が強まったスタイルのアメリカンペールエールと比べるとかなりマイルドな印象を受けます。

つまりモルトの優しい香りと甘みをじっくりと楽しめるスタイルでもあるのです。

 

2.インディア・ペールエール(IPA)

インディア・ペールエールは18世紀後半、イギリスの植民地であるインドにビールを輸送する際に長期間の航海に耐えられるだけのアルコール度数、そしてホップによる防腐効果を強めたペールエールが発祥とされています。

やはりホップの香りと苦みが特徴的ではあるのですが、このスタイルもアメリカに渡ったことによって極めてホッピーな製品が次々と誕生、それらアメリカンインディア・ペールエールと比較するとイギリス本国のものはマイルドな傾向となります。

 

3.ブラウンエール

ブラウンの名に相応しい茶褐色のリキッドが特徴のブラウンエールは、発祥の地ニューキャッスルがホップの産地から遠いこともあり、その使用量を少なくすることで個性を生み出していったのです。

苦みをほとんど感じずロースト麦芽の香りと甘みがしっかりと感じ取れるスタイルで、アルコール度数も低めのものが多いです。

 

4.ポーター

18世紀のロンドンのパブにて誕生したとされるのがポーターとなります。

当時は複数種類のエールビールをブレンドさせる飲み方が人気でしたが、注文を受けてからではなく最初からそれを用意、その後はロンドン特有のスタイルとなっていくのです。「ポーター」とは港湾労働者のことを指し、彼らに特に人気があったから、またビールを運んできたスタッフが大声で叫んだ言葉であるなど名前の由来には諸説あるようです。

 

5.スコッチエール

ブリテン島北部、スコットランドと言えばご存じスコッチウイスキーの産地であり、彼の地の一都市であるエディンバラを発祥とするスタイルがこのスコッチエールとなります。
モルトの風味やフルーツに似た甘みが非常に印象的、そしてハイアルコールタイプのものが多いのも特徴で、フルボディで飲みごたえのある味わいを楽しめます。

スコッチエール一覧

 

6. バーレイワイン

イギリスでも中世まではワイン醸造の歴史はあったのですが、冷害やペスト、そして元来あまり晴天の日が多くない土地柄もあって結局根付くことができませんでした。
そこで誕生したのが麦芽を大量に使って長期熟成させたバーレイワインで、濃厚な麦の風味、複雑な香り、高いアルコール度数を特徴としています。
また現在は発祥の地であるイギリスよりも海外での醸造が盛んで、日本でもこだわりある醸造所が見事な逸品をリリースしています。

 

イギリスビールの特徴

上に挙げたスタイル群は基本的に10℃以上の温度にして味わうことが推奨され、これにはやはりイギリスの気候が大きく関係しています。

彼の地には高温多湿のうだるような夏などなく一年を通じて穏やかな気候変化にとどまっていますから、日本のようにビールをキンキンに冷やしてドライな喉越しを楽しむようなことはありませんでした。

もちろんキンキンに冷やす冷蔵技術がない時代からビール醸造が行われていましたし、そういった環境で育まれたエールは常温に近い温度、日本人の感覚ではぬるい?と思ってしまうぐらいで一番美味しさを感じられる仕上がりになったのです。

 

リアルエールについて

イギリス本国では当然ですが、最近は日本のパブ、英国式のバーでも「リアルエール」を楽しめるようになってきています。

リアルエールとは

リアルエールとはビールのスタイルのことを指すのではなく、パブで提供されるまでの間に特定の製造法、貯蔵過程を経た生エールのことで、自然発生のみの炭酸による穏やかな飲み口が特徴となります。

醸造所だけでなく提供するお店でも仕入れた後に的確な温度管理、発酵過程を見守る必要があり、製品として提供できるタイミングを測るには長年の経験が必要です。

しかしそれだけに格別の味わいを生み出しており、普段飲み慣れた銘柄のリアルエールを出しているお店を発見したならば、どれほどの違いがあるのかダイレクトに伝わるのでぜひ試してみることをおすすめします。

 

合わせて食べたいフィッシュアンドチップス

「マズい!」…イギリス料理のイメージを一言で表現するとこうなります。
フィッシュアンドチップスに関しても、美味しさのあまり感動した、といった話をイギリス帰りの人からはあまり聞きません。
揚げたての白身魚とポテトをビネガーやタルタルソースで食べるとおそらくどこの国の人でも美味しいと感じるはずですが、残念なことに現地では冷凍の切り身、レンジで再加熱したものを提供する店もあるらしく、また一切の下処理をせずに揚げただけのものもあったりと、クオリティーは店ごとにかなりバラつきがあるのです。

ただしクックパッドで紹介されているようなレシピでフィッシュアンドチップスを調理すると、思わずビールが飲みたくなるほど美味しくなりますし、またイギリス料理自体シンプルで素朴な調理法を特徴とするものが多く、そちらも単純な、大味だ、といったイメージの原因になっているようです。

 

パイントグラスについて

そもそもパイントとは体積を表す単位であり、長くイギリスで使用されていました(1パイントで約568ml)。
現在ではほとんどの国が世界基準のメートル法に移行していますから、イギリスでもパイントを使用するシーンはビール、サイダー等の飲料に限られます。

 

ただしこれは伝統を貴ぶだけでなく、法律によって現在でも生ビールを販売する際にはパイント単位で、と決められていることが理由であり、どこのパブでも厳格にそれを守っています。

各地で様々な形状、ラベルのパイントグラスがあることから、それらをコレクションする方もけっこういます。

 

 

イギリスビールメニュー