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ピルスナービールおすすめ5選。ラガーの違いは?

ピルスナービール

ピルスナーとは

ラガーというビールスタイルの中の1つ。下面発酵ビール。

日本の大手有名銘柄のビ―ルはほぼすべてピルスナーと呼ばれるもので、実際現在においても圧倒的シェアを誇ります。

ピルスナーの特徴は、ご存じの通り淡色のゴールド白い泡、そして強い苦み麦芽の風味爽快な喉越し

一説にはチェコのピルゼン(ドイツ語読み)地方の伝統的ビールで、この地から生まれた銘柄の「ピルスナーウルケル」がきっかけとなり世界中にピルスナースタイルが爆発的に広まっていったとされています。

ちなみに大手ビール会社の各銘柄にはそれぞれ味わいの違いがありますが、クラフトビールでもピルスナーは醸造所ごとにかなり大きな違いがあり、ビール文化の豊かさを感じさせてくれます。

ピルスナーとラガーの違い

ピルスナーとラガーの違いをよく聞かれれることがありますが、ピルスナーというビールスタイルはラガービール(上面発酵)の中の一つです。
つまりラガーの中のピルスナーというビールスタイルなんですね。

ピルスナーの種類

ボヘミアンピルスナー

ピルスナー発祥の地チェコで生まれたピルスナー・ウルケルを代表とするスタイルがボヘミアンピルスナー。苦味はそれほど強くなく飲みやすいビールで今でも非常に人気があります。

ジャーマンピルスナー

ドイツで初めてピルスナーと名前の付いた銘柄が、ビットブルガー プレミアム ピルス。辛口で喉越しのよいビールでまさに日本でお馴染みのビールスタイルになります。

ピルスナービールで乾杯

ピルスナービールランキングを皆さんからいただいた口コミをもとに作成しました。2017年10月時点の口コミ数と★評価のバランスにより算出しておりますので多少リアルタイム順位と異なる場合がありますので御了承ください。

ピルスナーおすすめ5選

クラフトビールマニアが選ぶおすすめピルスナービール5銘柄。 これは是非飲んでもらいたい!というピルスナーを厳選しました。

ピルスナーウルケル
今現在世界で主流のビールの原型
4.4/5 (8)

日本だけでなく世界中にピルスナーを広めることになった元祖の味わい。華やかで苦みの強いホップの存在感、そして麦芽の風味もなかなか強く、まろやかな甘味をほのかに感じることもできます。日本の大手のものよりボディ感があるのでまずはピルスナーとはどのようなものか、ということを知るにはおすすめの銘柄です。ちなみにピルスナーを細かく分けるとジャーマンピルスナーとボヘミアンピルスナーに分けられ、本銘柄は後者となります。

アルコール度数4.4%

ピルスナーの元祖的存在のピルスナーウルケル。「ウルケル」とは元祖という意味ですので、まさに私達が現在楽しんでいるビールのご先祖さま、といったところです。
ビットブルガー プレミアム ピルス
丁寧に仕込まれたドイツ初の記念的ピルスナー
3.5/5 (2)

ビール大国ドイツのピルスナースタイルの中でもごく初期に登場、ピルスナーという名前が付いたという意味では最初の銘柄になるのがこのビールです。フルーティーなホップのアロマ、そして麦芽の旨みとコクが強く、キレのあるフィニッシュもあり世界中にファンが存在しています。

アルコール度数4.6%

Bitte ein Bit(ビッテ アイン ビット=ビットをどうぞ)とリズミカルなキャッチコピーが有名なビットブルガー。ドイツではほとんどの飲食店で飲むことができるたいへん有名な銘柄です。
ポップガン ピルスナー
ドイツらしい甘いモルトの風味、そして華やかなホップ感

アメリカのピルスナーとなると、日本のものよりさらに水で薄めたような大手のビールを思い出します。それらに納得できない醸造家たちが極めて個性的なクラフトビールを製造、現在はクラフトビール大国にもなっていますが、そうなるとピルスナーにも個性的なものが登場、スピークイージー醸造所による本製品はジャーマンピルスナーに影響を受けながらもシトラス、マンダリンなどの香りを漂わせる美味しいビールに仕上がっています。

アルコール度数4.7%

アメリカのクラフトビールは柑橘系の香りがよくしますが、この製品もただのドイツビールのフォロワーで終わらずアメリカらしい仕上がりになっている点が興味深いです。
ベアレン ジャーマンピルスナー
夏におすすめ、爽やかでドライなピルスナー

日本は岩手県で特にドイツのスタイルに強く影響を受けて素晴らしいビールを製造しているのがベアレン醸造所です。本銘柄はノーブルホップによる品のあるアロマ、そして苦みが特徴で、爽快な喉越しが魅力でもあるので夏専用として販売されています。

アルコール度数5.0%

スタイル名をそのまま商品名にしてしまうことに、ドイツビールに対する深い愛情を感じます。
高山麦酒 ピルスナー
大手ビールメーカーとの違いを感じさせる優秀ピルスナー
1/5 (1)

麦芽100%を謳うビールはさほど珍しくありませんが、北アルプスに育まれた清涼な仕込み水、生きた酵母を閉じ込めて瓶詰めしたのが本銘柄で、ドライでホップの香りと苦み、そして深いコクも楽しめます。

アルコール度数5.0%

生きた酵母入りのピルスナーを確かめたいなら、温度管理のしっかりした高山麦酒のピルスナーがおすすめです。

ピルスナーに合う料理

シュニッツェル

ピルスナーは爽快でキレのある喉越しが特徴なので、それまで食べていた物の味を口内からリフレッシュしてくれるのが魅力です。

またこのビールスタイルは日本人にとっても一番なじみ深いものですから、肉料理に炒め物、その他濃い味付けのものは基本的に何でも合うことはご存じのはず。

少し本格的に考えるならドイツのピルスナーにはシュニッツェル(画像参照)やカレーソーセージ、またチキンやポーク、白身魚などがおすすめですし、アメリカのピルスナーにはハンバーガーにジャークチキン、バッファローウィングやフライドポテトなどがハマります。もちろんエスニック料理とドライなビールはしっかりマッチングしますし、ピルスナーは合わせ方にあまり困らない優等生的な存在です。

これだけ覚えておこう

ドイツのピルスナーにはチキンやポーク、白身魚などがおすすめ

アメリカのピルスナーにはチキン、ハンバーガー、ポテトがおすすめ

炒め物、濃い味付けの料理にはピルスナーが間違いなし!