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ビールの種類一覧と合う料理やおつまみ

ビールの種類

ビールの種類

この記事では、ビールの種類(スタイル)や特徴など基本的なことを書いています。ビールをもっと知ってどんどん味わっていきましょう。

 

実はビールには非常に多くのスタイルが存在します。ここでいうスタイルとは「〇×スーパードライ」、「△□一番搾り」といった銘柄名のことではなく、ジャンルのことを指します。

ビールの種類(スタイル)を覚えるとレストラン、ビアバー、海外でビールを飲むときなど色んなビールに出会うシーンで、ビールを一層楽しめる機会が随分増えるので楽しいです。

 

ワンポイントアドバイスも入れています。そちらでも十分にクラフトビールの知識を手に入れることが出来ます。

 

以下の記事で各ビールスタイルの意味特徴料理とのペアリングおすすめビールをご紹介しています。

 

ビールスタイル

ビールは、大きく分けて2種類。エールビールラガービール

その種類は、発酵する酵母の種類によって分かれています。

 

上面発酵酵母:20度くらいの温度で発酵させると酵母が浮き上がってくることから名付けられました。味の特徴としてはフルーティな味わい。

 

下面発酵酵母:10度くらいの温度で発酵させます。発酵が終わると沈んでいくことからこの名前になっています。味の特徴としてはスッキリと喉越しのよい味わい。

 

使う酵母によって、発酵の様子や味の特徴も変わります。

 

大まかにビールを酵母の種類(発酵の仕方)によって2種類に分けて

上面発酵ビール = エールビール

下面発酵ビール = ラガービール

と呼んでいます。

 

エールビール

上面発酵のビールで香りがよいのが特徴。

ペールエール(エールビール)

上面発酵ビール(エールビール)の代表スタイルがペールエール。イギリス発祥のビールで、麦芽とホップの主張が強く香りが豊かなビール。冷やしすぎずに香りをゆっくり味わいましょう。

 

伝統的なモルトの濃い味が特徴のイングリッシュペールエールと、ホップで柑橘の香りを強めたアメリカンペールエールがあります。

アメリカン〜とつくスタイルは、ホップによって柑橘系の香りを強めたビール と覚えておくといいですね。

 

IPA(エールビール)

ペールエールをインドに輸出する際に腐らないよう防腐剤の役割のあるホップの量を増やしたのがIPA(インディア・ペールエール)の始まりと言われています。

 

IPAもイングリッシュIPAとアメリカンIPAと大きく分かれています。

アメリカンIPAはホップの量をドーンと増やした強烈な柑橘の香りと苦味が特徴のビールでホップにハマって「ホップバカ」になる人が続出中。

 

ヴァイツェン(エールビール)

ドイツの白ビール 「ヴァイツェン」 はバナナのような甘いフルーティーな香りが特徴。ビール苦手な人におすすめ。

香りが豊かで酵母を濾過せずに白濁したヘーフェヴァイツェンが有名です。

 

ベルジャンホワイト(エールビール)

ベルギーの白ビール「ベルジャンホワイト(ヴィットとも言う)」は、コリアンダーとオレンジピールによってスパイスアクセントがあるのが特徴。

 

ポーター(黒エール)

イギリス発祥の黒ビール ポーター。

 

スタウト(黒エール)

アイルランド発祥の黒ビール スタウト。

 

 

ラガービール

下面発酵のビール。喉越しがよく、すっきりした味わい。

ピルスナー(ラガービール)

日本のビールのほとんどがラガービールのピルスナーというビールスタイル。キレがあり喉越しがよいのでキンキンに冷やしてグビグビ飲むというスタイルが合います。

ピルスナーはラガービールの代表的なビールスタイルになります。

 

 

シュバルツ(黒ラガー)

ドイツの黒ビール。黒ビールのコクとラガーのすっきり感が合わさった味わいです。

 

 

黒ビール

高温焙煎した麦芽を一部使用したビールが黒ビール。コーヒーやチョコレートのような色をしていてコーヒーのような酸味も感じることが出来ます。イギリス発祥の黒エールがポーター、スタウト。ドイツの黒ラガーがシュバルツ。

 

 

白ビール

大麦だけでなく小麦も使用したのが白ビール。白ビールは上面発酵酵母を使用するのでホワイトエールとも呼ばれます。フルーティでバナナのような香りも。

 

白ビールには、主にベルギー発祥のヴィット(ベルジャンホワイト)、ドイツのヴァイツェン(ヴァイスビア)があります。

 

 

 

フルーツビール

 

ランビック

自然酵母によって造られるベルギービール。強い酸味が特徴でフルーツを加えたフルーツランビックは女性にも人気。

 

国別ビール

 

ハイアルコールビール

 

ノンアルコールビール

 

 

たくさんのビール種類を楽しめるクラフトビール

近年盛り上がりを見せているクラフトビール。週末にもなると様々な商業施設で各地、各国の銘柄を紹介、試飲できるイベントが開催されていますし、それなりに有名なものになるとスーパーやコンビニでも気軽に購入することができるようになっています。

 

コンビニでいうとローソン、ファミリーマートあたりがクラフトビールの扱いをしていて特にローソンはヤッホーブルーイングとのコラボもしていて熱心ですね。

そんなわけで飲食店でも以前なら大手のビールしか取り扱わなかったのに、最近はマイナーなビールを楽しめるようになっています。

 

 

クラフトビールとはどのようなもの?

まずクラフトビールとはどういったものかということですが、大手の企業、誰もが思い浮かべるアサヒやサントリー、キリンやサッポロと違って小規模ながらこだわりある製造過程、場合によっては採算をあまり考えない製品(!?)をリリースしている醸造所によるビール、ということになります。

ちなみにクラフトとは手工芸品のことで、クラフトビールには職人による優れた作品という意味も込められており、たいへんバラエティーに富んだ個性的な味わいを楽しめます。

また必ずしも小規模だけでなく大手などでも期間限定などで素晴らしい銘柄を製造することがあり、特にヨーロッパではそれが顕著です。

日本ではキリンビールがグランドキリンを発売してその美味しさに驚かされた人も多いかと思います。

ビールの原料

ビールは大まかにいうと、麦・ホップ・酵母・水で出来ています。なんてシンプル!

 

ビールの作り方を詳しく知りたい方はこちらがおすすめ

 

ビール酵母の種類

仕込み釜

 

 

酵母の種類は無限大!?

酵母の種類を大きく2つに分けてしまったので酵母は2種類しかない?と勘違いするといけません。

酵母は自然界のあらゆるところに存在していてその数は2万種類とも言われています。

天然酵母パンが香ばしい匂いがするのと同じように、ビールも酵母によってバナナやリンゴ、熟した果実のような味わいが出たり麦芽との相性もあるので酵母選びはビール作りにとっても非常に重要です。

桜の天然酵母、干し柿の酵母を使ったというユニークなビールもありますし、通常 培養した酵母を使用するところを天然酵母によって作る天然酵母ビールもあります。