フルーツビールを試してみたいけど、バナナ、リンゴ、チェリーなど色んなフルーツビールが存在してどれを買っていいか分からない。
そんな方のために、果実ごとに種類分けをしておすすめフルーツビールをご紹介していきます。
フルーツビールとは
フルーツビールとは名前の通りフルーツを漬け込んだり果汁をブレンドさせることによって製造されるビールのことを指します。
まるでフルーツサイダーのように甘い味わいを特徴とするものから、香りや風味に少しフルーツテイストを添える程度で味そのものはしっかりビール、といったものまで様々な種類があります。
フルーツビールに合う料理
少し難しいのがフルーツビールと料理との相性となります。正直この組み合わせでメインの食事になる!ということは少なく、おつまみやちょっとした休憩に軽い食事といただく、ということを意識することが大切です。
そうなるとナッツ類や前菜が無難な選択となりますが、それだけでは物足りない、という方もいると思います。
そこでおすすめしたいのがフルーツを使った料理とのマッチングで、アップルパイやオレンジ煮、その他各種フルーツをフィーチャーした料理とそれぞれのフルーツビールはそれほどハズすことはありません。
またケーキと一緒に食べる、という人もいますが、ビールの酸味と甘味、また深みなどのバランスをしっかり把握していないと難しいペアリングでもあります。
ナッツ類、前菜が無難
各種フルーツを使った料理もおすすめ
ケーキと合わせるのは上級者向けのペアリング
フルーツビールおすすめ銘柄
フルーツビールといえば、ベルギーがメジャーです。低アルコールのフルーツビールからランビックのような少し癖のあるユニークなフルーツビールが存在します。
ブーン醸造所 ブーン・フランボワーズ
ベルギーのブーン醸造所の代表作。木苺を漬け込んだビールでフルーツビールの女王とも呼ばれています。爽やかな酸味でビールが苦手な方でも飲めると定評があります。
デ・トロフ醸造所 シャポー・バナナ
デ・トロフ醸造所(ベルギー)のバナナビールで、開けた瞬間からバナナのインパクト大。一言で言えばバナナジュース!ダイレクトなバナナ感を感じたい方におすすめのフルーツビールです。ラベルもキレイで楽しめます。
ヒューグ醸造所 モンゴゾバナナ
バナナビールと言えば、モンゴゾバナナを思い出す方も多いはず。ピンクの象のマークが可愛らしいベルギーのヒューグ醸造所のバナナビールです。バナナ好きなら試してみてほしい1品。名前からも分かる通り、バナナを使って製造してしまったのが本製品で、まるでバナナジュースに炭酸でも入れてしまったかのようなフルーツテイストの飲みやすい仕上がりです。
アルコール度数4.8%
こちらの製品も、ビールの既成観念をいい意味で破壊してしまうような味わいです。
ヒューグ醸造所 モンゴゾココナッツ
ココナッツの香りと味わいが強いエキゾチックなビール。パッケージからも南国テイストが漂うココナッツのフルーツビール。モンゴゾバナナと合わせて味わってもいいですね。
リンデマンス醸造所 クリーク
ヨーロッパでも最も豊かなビール文化があるベルギーはフルーツビールも非常に多彩です。チェリーの甘い味わいと香りが豊かで、日本でも入手しやすいです。
アルコール度数4.0%
クリークとはチェリーのことです。
リンデマンス醸造所 ペシェリーゼ
桃のフルーツビール。2.5%の低アルコールで気品あふれるテイストは女子会にぴったり。
リンデマンス醸造所 カシス
赤味のある紫色のリキッドカラーはたいへん美しく、発生する泡もピンク色。そして飲んでみるとカシスの甘酸っぱいフレーバーが口いっぱいに広がります。爽やかな酸味で、食前酒に最適。
リーフマンス オンザロック
リーフマンス醸造所のフルーツビール「リーフマンス オンザロック」はストロベリーやラズベリー、その他のベリーを複数種類ふんだんにブレンドしたもので、ロックで楽しんでもらえるよう専用グラスもリリースしています。
アルコール度数5%
ティママン醸造所 ティママン・フランボワーズ
オーク樽で熟成させたあとに木苺を仕込んだランビック。強い酸味が持ち味のランビック、というよりも飲みやすい仕上がりになっているので初心者でもスッと楽しめる銘柄です。
ヒューガルデン醸造所 ヒューガルデン ロゼ
まろやかなホワイトビールを造ることで有名なヒューガルデン。コリアンダースパイスを含むホワイトビールにフルーツテイストが加わったビール。甘さは抑えられており女性にも飲みやすいベリー主体のフルーツビールです。
シェッファーホッファー醸造所 シェッファーホッファー グレープフルーツ
ドイツの有名なホワイトビールで滑らかな味わいが特徴のヘフェヴァイツェンに、レモンやオレンジ、そしてピンクグレープフルーツなど柑橘系フルーツをブレンドしたフルーツビール。飲みやすいホワイトビールがベースとあって、グイグイと飲めてしまいます。
ベアレン醸造所 ラードラー
レモンを使ったユニークなフルーツビールといえばラードラーではないでしょうか。日本のクラフトビールメーカー「ベアレン」の夏限定の人気ビールです。
サンクトガーレン アップルシナモンエール
日本のクラフトビールメーカー、サンクトガーレンの秋冬限定フルーツビール。長野県産のりんごを焼きリンゴにして作られた贅沢な逸品。まるでアップルパイのような味わいです。バニラアイスと一緒にどうでしょうか。
地ビール独歩 ピーチピルス
岡山県のクラフトブルワリーの地ビール独歩では、同県特産の桃をぜいたくに使用した本製品が人気で、ホワイトエールやランビックをベースにすることが多いフルーツビールの中では異色のラガータイプとなります。
アルコール度数5%
こちらも甘さをフルーツの甘さを前面に出しているわけではなく、ビールとしてのコクやキレを損なわないような意識を感じます。
網走ビール 桜桃の雫
オホーツク海の気候が生んださくらんぼをぜいたくに使ったチェリービール。甘くて酸っぱい爽やかなチェリーフレバ―が味わえます。
フルーツビールおすすめメーカー
フルーツビールを得意とするメーカーをご紹介します。
ベルギーのフルーツビール
デ・トロフ醸造所 (メーカー紹介&商品一覧)
伝統的な製法でフルーツランビックを製造するデ・トロフ醸造所。シャポーシリーズはフルーツの素材感をそのままにじっくりと作られたビールです。
リンデマンス醸造所 (メーカー紹介&商品一覧)
美味しいチェリービールで有名なリンデマンス クリークを製造するリンデマンス醸造所。1809年から続く老舗です。
ティママン醸造所(メーカー紹介&商品一覧)
「ティママン フランボワーズ」を代表銘柄とするグースランビックを製造する醸造所。見た目はシャンパンのように美しく、注ぐとスッキリとしたフルーツの香りに木樽で熟成されたほどよい酸味がキレイなハーモニーを奏でてくれます。
日本のフルーツビール
地ビール独歩 (メーカー紹介&商品一覧)
岡山県の地ビールで、岡山県の特産フルーツを使ったフレッシュなフルーツビールが揃っています。
ケイズブルーイングカンパニー(メーカー紹介&商品一覧)
福岡県の醸造所で、福岡のイチゴブランドとして有名な「あまおう」を使ったイチゴのフルーツビールを製造しています。
ベアレン(メーカー紹介&商品一覧)
ドイツスタイルのビールメーカーとして有名なベアレンは、岩手のビールメーカーです。ベアレン楽天公式サイトもあり、季節に合ったビールが紹介されているので見飽きません。ドイツ仕込みのソーセージとのセットもあってプレゼントに最適。